歩きスマホ(あるきスマホ、英: Smartphone zombie)は、歩きながらスマートフォン等を操作すること。歩きスマホは危険だとされている。 「ながらスマホ」とも呼ばれる。また、何らかの作業をしながら歩くことと合わせて「ながら歩き」とも呼ばれる。 英語圏では2014年頃から、周囲を気にもしない 35キロバイト (5,089 語) - 2021年9月13日 (月) 07:06 |
一瞬で被害者にも加害者にもなり得ますね。
2021年9月19日 5時00分 事故
(出典 www3.nhk.or.jp)
それはちょっとした油断からだったのかもしれません。
しかし、取り返しのつかない事故となりました。
自転車に乗った高校生はスマホを操作しながら運転し、男性に突っ込みました。男性は「子どもたちが安全に通学できるように」と強く願い、交通安全の見守りをしていました。
男性は2年たった今も寝たきりで、ことばを話す事ができません。
「こんなことは二度と起こらないでほしい」家族は訴えています。
(神戸放送局記者 金麗林 / ネットワーク報道部記者 田隈佑紀)
自転車にはねられ、意識不明の重体に
(出典 www3.nhk.or.jp)
事故が起きたのは2019年6月の朝でした。
兵庫県伊丹市の市道で、近くに住む冨田稔さん(79)が自転車で登校中の高校生にはねられ、意識不明の重体となりました。
当時、新人記者だった私(=金)。
神戸放送局に赴任して1か月余り、事件や事故の取材を担当していました。
「自転車に衝突された人が意識不明の重体になるとはいったいどのような事故だったのか」
警察の広報を聞き、ご家族を訪ねました。
目立つ格好なのにどうして…
(出典 www3.nhk.or.jp)
冨田さんの妻の益代さんと、娘の真澄さんが迎えてくれました。
冨田さんは毎朝、登校する子どもたちを見守るボランティア活動を行っていて、事故が起きたその日も活動していました。
ボランティア中の様子を撮影した写真です。
道路の脇の電柱のそばに立ち、黄色の帽子に黄色のベスト、黄色の旗を持っています。
当日も同じ格好をして、いつもと同じ場所に立っていたといいます。
はねられたのは、自宅近くの見通しの悪い五叉路。
朝夕は、通勤や通学の人で車や自転車の往来が激しい場所です。
冨田さんは遠くからでも目立つ格好で、道路脇に立っていたのにもかかわらず、自転車にはねられました。
私は2人の話を聞いても、すぐに信じることができませんでした。
小さな違反の積み重ねが重大な事故に
(出典 www3.nhk.or.jp)
「どうして目立つ格好をして、電柱のそばに立っていた人に自転車がぶつかったのか」
警察に取材をすると分かってきたことがありました。
それは自転車の小さな違反の積み重ねが、重大な事故につながったということです。
自転車を運転していた高校生は、「スマートフォンを操作していて前をよく見ていなかった」などと話していました。
法律で禁止されている、いわゆる“ながら運転”です。
さらに、自転車は原則として左側を走るのが法律で決められたルールですが、事故を起こした自転車が走っていたのは、道路の右側でした。
自転車がルール違反を積み重ね、冨田さんに大けがを負わせる重大な事故を引き起こしてしまったのです。
子どもたち励まし 安全願い続けて
===== 後略 =====
全文は下記URLで
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210919/k10013258981000.html